日米韓がミサイル防衛演習 北朝鮮と中国は反発

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北朝鮮のミサイル開発、そのポイントは

(CNN) 日本と米国、韓国が14日、日本近海などでイージス艦による弾道ミサイル防衛の合同演習を開始した。これに対して北朝鮮と中国が反発を示している。

演習にはイージス防衛システムを搭載した海上自衛隊のきりしま、米海軍のカーティス・ウィルバー、韓国海軍の世宗大王の3隻が参加。北朝鮮が先週ミサイル4発を撃ち込んだのと同じ海域で2日間にわたり、迎撃能力の強化を図る。

日本に駐留する米海軍第7艦隊は声明で、日米韓3カ国の艦船間でミサイル警戒情報を伝達する訓練だと述べた。こうした訓練は今回が3回目となる。

イージス・システムはミサイルの脅威を早期に察知して直接迎撃したり、進路上で待ち受ける別の艦船に追跡データを送ったりすることができる。システムに統合される艦船の数が増えれば、迎撃能力はそれだけ強化されることになる。

北朝鮮は朝鮮中央通信(KCNA)を通し、米国が「先制攻撃を企んでいる」と非難。「我々の主権と尊厳が少しでも侵害されたら、我が軍は陸空海から容赦なく超高精度の攻撃を仕掛ける」と警告した。

中国外務省の報道官は14日午後、北朝鮮と日米韓の間の「悪循環」が手に負えなくなる恐れもあるとして、双方に自制を求めた。

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