金正男氏の身元確認、子どものDNAを使用 マレーシア当局
マレーシア・クアラルンプール(CNN) 北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏が殺害された事件に関連して、マレーシア当局は15日、正男氏の子どもの1人から採取されたDNAを使って遺体の身元を確認したことを明らかにした。
殺人事件は2月13日に発生。マレーシア警察は先日、死亡したのが正男氏だったことを確認したと発表していた。
マレーシアのザヒド副首相は15日、身元確認には「死亡した人物の子ども」のDNAを使ったと説明したが、DNAをどうやって入手したのかは明らかにしなかった。
正男氏の家族は身を隠していると思われる。息子のハンソル氏は先日、インターネットに投稿された動画の中で、父の死後初めて姿を見せていた。