難民1800人がリビア沖で漂流、悪天候で救助活動は難航
イタリア警察によると、乗船していたのはソマリア、アフガニスタン、シリア、バングラデシュからの難民や移民だった。
国際移住機関(IOM)によると、今年に入って4月9日までに、約3万2000人が海を渡って欧州に到着した。80%以上はイタリアに、残る約20%はスペインとギリシャに漂着。554人は航海の途中で死亡した。
イタリアの新聞によれば、同国の沿岸警備隊は14~15日だけでも約6000人を救助している。密航業者は海が穏やかな時を見計らってリビアから船を出航させていた。