バス停で2人が自爆、警官や市民13人死傷 ジャカルタ
インドネシア・ジャカルタ(CNN) インドネシアの首都ジャカルタで24日、バス停留所で2人が自爆する事件があり、警察によると少なくとも3人が死亡した。
国家警察の広報が地元テレビ局に語ったところによると、この事件で警察官3人が死亡したほか、警察官5人と市民5人が負傷した。
実行犯の身元は現時点で分かっていない。インドネシアで過去に起きたテロ事件では、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が犯行声明を出していた。
ジャカルタ市内では昨年、スターバックスの店舗付近で自爆や銃乱射事件が発生し、2人が死亡、24人が負傷した。この事件もISISが実行したと主張。警察は、ISISがシリアから攻撃を指示したとの見方を示している。
インドネシアはイスラム教国の中では人口が最も多い。同国はここ数年、ISISが国内でメンバーを勧誘しようとする中で、過激主義者の摘発に力を入れてきた。
一部では教員が生徒に対し、過激思想をどう避けるべきかについて教えている。