マクロン仏大統領、トランプ氏との握手は「決定的瞬間」

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米仏首脳、長い握手が話題に

ワシントン(CNN) フランスのマクロン大統領がトランプ米大統領と交わした長い握手について、マクロン氏は仏紙とのインタビューで「決定的瞬間」だったと振り返った。

両首脳は25日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が開かれたブリュッセルで、報道陣を前に握手を交わした。張りつめた雰囲気が漂うその場面が、インターネット上で話題になった。

28日付の仏日曜紙「ジュルナル・デュ・ディマンシュ」によると、マクロン氏はトランプ氏との握手に意図がなかったわけではないと述べた。握手は政治の核心とは言わないまでも、将来を左右する「決定的瞬間」だと強調。自身のリーダーとしての姿勢にも通じるとして、「こちらは決して譲歩しないこと、象徴的な譲歩にさえ応じないということを示す必要がある」と主張した。

マクロン氏はさらに、トランプ氏の外交アプローチはトルコのエルドアン大統領、ロシアのプーチン大統領に似ていると指摘。3氏とも「力関係」に基づく考え方だとする一方、「私は一向にかまわない」「公の場で悪口雑言を並べる外交ではなく、一対一で対話するのが私の主義だ」と語った。

そのうえで、トランプ氏と「誠意ある関係」を築くことができると確信していると述べた。

トランプ氏は力強く長い握手で知られる。今年2月には安倍晋三首相との握手シーンが、安倍氏の当惑した表情とともに注目を集めた。

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