27人に死刑判決、ISISによる虐殺に関与 イラク

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虐殺があったとされる場所で弔意を示すイラク兵

虐殺があったとされる場所で弔意を示すイラク兵

(CNN) イラクの裁判所は8日、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が2014年に北部ティクリート近郊で軍の新兵らを虐殺した事件に関与した罪で、被告27人に死刑を言い渡した。

裁判所の報道官によると、被告らは上訴することができ、最終的な判決ではないという。

ISISはティクリート近郊の元米軍基地「キャンプ・スペイサー」を占領した際に多数の新兵を殺害した。事件は「スペイサーの虐殺」と呼ばれる。

ISISは当時、新兵らが銃を向けられて行進する映像を公開。続いて大規模な虐殺の画像を流した。

ティクリートでは2015年、この時の犠牲者とみられる1700人の遺体が見つかった。

同事件では昨年8月にも、首都バグダッド南郊の刑務所で36人の死刑が執行された。

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