PKO部隊に襲撃相次ぐ、計9人死亡 マリ
(CNN) 西アフリカ・マリで14日、国連平和維持活動(PKO)部隊に対する襲撃が2度あり、計9人が死亡した。国際連合マリ多元統合安定化ミッション(MINUSMA)が明らかにした。
MINUSMAによれば、トンブクトゥにあるMINUSMAの本部が武装集団に襲撃された。部隊の保安要員5人のほか、マリ国家警察のメンバー1人とMINUSMAのために働いていた民間人1人が死亡した。負傷者も7人出た。
襲撃した側は6人が死亡したという。
これとは別に、トンブクトゥの南約209キロに位置するドゥエンツァでもPKO部隊が襲撃を受けた。PKO要員1人とマリ兵士1人が死亡した。
これまでのところ、犯行声明は出されていない。2つの襲撃についても関連があるのか不明。
マリは近年、イスラム主義者やトゥアレグ族による暴動など紛争に見舞われている。2015年にはトンブクトゥ地域でPKO部隊が襲撃を受け兵士6人が死亡していた。