カフェ襲撃で18人死亡、フランス人ら犠牲 ブルキナファソ
(CNN) アフリカ西部ブルキナファソのトルコ料理店が武装集団に襲撃されたテロ事件は、治安部隊による作戦が14日未明に終了し、襲撃犯2人を含む18人の死亡が確認された。
同国通信相は14日の記者会見で、現場周辺の捜索は今も続いていると説明。外相によると、犠牲者の中には地元住民のほか、クウェート人、カナダ人、リビア人、セネガル人、ナイジェリア人、トルコ人が含まれる。
フランス外務省は、フランス人1人の死亡を確認した。
武装集団は現地時間の13日午後9時ごろ、首都ワガドゥグの中心部にあるトルコ料理店「アジズ・イスタンブール」を襲撃して、店内に立てこもった。治安部隊の作戦が終了したのは14日午前5時ごろだった。
検察が14日に明らかにしたところでは、バイクに乗った若い男2人がライフル銃で同店を襲撃。この事件で治安部隊の5人を含む22人が負傷した。40人は無事に解放された。
国家警察や憲兵隊はテロ関連容疑や殺人などの容疑で捜査に乗り出し、目撃者に情報提供を呼びかけている。
現地からの報道によると、襲撃されたトルコ料理店は欧州スタイルのケーキなどで人気が高く、事件当時は誕生パーティーの客で満員状態だった。