日本は移民なしで生き残れるか<3> 現場の声は
男性は「信条やイデオロギーに違いがあるかもしれないが、働いているときは問題にならない。ただ、仕事をするだけだ。もし、より多くの支援を得られるなら、よろこんで税金を納めたい。ただ、すぐにそうなるとは思えないが」と述べた。
日本人の同僚も同意する。
「日本の若い人たちは解体の仕事をしたがらない。だから、それをしようする外国人労働者は日本の社会にとっても役に立つ。そして、代わりにそうした人たちに対する国からの支援もあるべきだ」
日本人の同僚は、日本が同質な国家であるというアイデンティティーを乗り越える必要があるのではないかと指摘。日本が閉鎖的な状況を続けるなら、未来は不確かになると付け加えた。
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連載終わり