対北朝鮮、「切迫感と決意」で行動を 訪韓のトランプ氏
ソウル(CNN) トランプ米大統領は7日、訪問先の韓国で文在寅(ムンジェイン)大統領と共同記者会見に臨み、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮に対して「切迫感と大きな決意」を持って行動する時が来ていると語った。
トランプ氏はそのうえで、中国やロシアに対し、北朝鮮に核・ミサイル開発の中止を求めるよう呼び掛けた。
北朝鮮は世界全体の脅威だと述べ、世界全体で行動を取る必要があるとも主張した。
さらに、米国は「必要とあればその比類ない軍事力を行使して、自国や同盟国を守る用意がある」と語った。
文氏はこれに先立ち、トランプ氏との会談では北朝鮮問題について「率直に」話し合ったと報告。周辺地域への兵器配備を拡大することで合意に達したと述べた。
文氏はさらに、米韓両国は「北朝鮮の脅威に対し、強い姿勢を維持する」必要があると強調した。