北朝鮮、米との外交交渉に関心示さず 「核能力示すまでは」

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対米交渉より核抑止力の実証を優先するという従来の姿勢を改めて強調した

対米交渉より核抑止力の実証を優先するという従来の姿勢を改めて強調した

(CNN) 北朝鮮政府は、同国が核抑止力を実証するまで米国との外交交渉に関心を示さないとの姿勢を改めて表明した。北朝鮮当局者が29日、CNNの取材に対して明らかにした。

北朝鮮当局者は、この目標のためには2つの段階があると指摘。最初の段階は、米国へ到達する長距離の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の能力の検証。その次の段階は、地上での核爆発もしくは大規模な水爆の実験だという。

同当局者は、いずれについても、北朝鮮が効果的な核抑止力を保有しているとトランプ米政権に対して明確なメッセージを送るために必要なものだとの認識を示した。

北朝鮮当局者は10月にもCNNの取材に対し、同様の発言を行っていた。

北朝鮮は29日午前3時17分ごろ、西部の平安南道(ピョンアンナムド)平城(ピョンソン)付近から東へ向けて、弾道ミサイル1発を発射した。

米国防総省によれば、今回発射されたミサイルはICBMとみられるという。

ミサイルはおよそ1000キロ飛行した後、日本海の日本の排他的経済水域内に落下した。

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