米のエルサレム首都承認は「最大の過ち」 国際社会から批判の声
ヨルダンやエジプトなど中東諸国も一斉に反発し、米国に対して再考を求めている。
ロシアのペスコフ首相は定例記者会見で、プーチン首相がアッバス議長と5日に電話で会談し、「情勢悪化の可能性に関する深刻な懸念」を表明したと語った。
英国のメイ首相は、「エルサレムの地位はイスラエルとパレスチナの交渉の中で決定されるべき」との立場に変わりはないと述べ、エルサレムはいずれ、両国が共有する首都となるべきだと指摘した。
ローマ法王フランシスコも今回の事態に深い憂慮を表明、中東の一層の不安定化を防ぐため、エルサレムに関しては分別をもって慎重な姿勢で臨むよう呼びかけている。