中国新疆当局、住民の生体情報を収集 人権団体報告
こうした情報は戸籍にひも付けられる見込み。この戸籍制度は教育や医療、住宅サービスを受けることができる場所を制限するもので、実質的には多くの人を出生地に縛り付ける形となっている。
HRWの報告によると、新措置は今年2月に施行され、この1年間を通じて新疆全土で導入されてきた。当局の指針はこうした措置について、一部は医療へのアクセスを改善するのが狙いだと説明しつつも、「身元調査のため」DNAや血液型に関するデータが警察に提供される場合もあり得るとしている。