パイロットが酒酔いの疑い、離陸前に拘束 英空港
(CNN) ロンドン郊外のガトウィック空港で、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のパイロットが離陸直前、酒に酔っている疑いがあるとして乗務を外され、警察に拘束されていたことが21日までに分かった。
パイロットは18日夜、インド洋の島国モーリシャスへ向かうボーイング777型機の操縦を担当する予定だった。同機はゲートで交代要員の到着を待ち、2時間以上遅れて出発したという。
地元警察の報道担当者はCNNに、航空会社のクルー1人が酒に酔っているようだとの通報があったと説明。アルコール量が規定を超えた状態で乗務に就いていた疑いで、49歳の男性を拘束したと語った。
BAは事態を極めて深刻に受け止め、捜査に協力していると述べた。