パキスタンの女児強姦殺人、被告に死刑言い渡し
カラチ(CNN) パキスタン東部パンジャブ州の町カス―ルで7歳の女児が強姦され殺害された事件で、裁判所は17日、殺人罪などに問われた24歳の男に死刑を言い渡した。
イムラン・アリ被告(24)はカス―ルに住むザイナブ・アンサリさん(7)を拉致して強姦、殺害したとして、州都ラホールの裁判所に起訴された。
4日間の裁判の後、州司法長官がテレビ会見で判決を発表した。
カス―ルでは2年ほど前から女児が襲われる事件が続発していた。ザイナブさんは先月4日、両親がサウジアラビアへ巡礼に行った留守に自宅付近で行方不明となり、近所のごみ捨て場で遺体が見つかった。
遺族らによれば、ザイナブさんは会う人だれもが魅了されるほどかわいらしい子で、将来は医師か教師になりたいと話していた。
2015年には、カブールを拠点とする男たち25人ほどの集団が数年間にわたって多数の子どもに性的行為を強要し、その場面を撮影したビデオをつくっていた事件が摘発されていた。