重さ1・8キロの脳腫瘍、摘出手術に成功 インド

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サントラル・パルさんは重さ1.873キロの腫瘍の摘出手術を受けた

サントラル・パルさんは重さ1.873キロの腫瘍の摘出手術を受けた

ニューデリー(CNN) インド西部ムンバイの病院医師は24日までに、31歳男性から重さ約1・8キロの巨大な脳腫瘍(しゅよう)を摘出する手術に成功したと発表した。独自の関連調査では「世界最大」の脳腫瘍としている。

腫瘍は縦30、横20、高さ25各センチで、ほぼ頭部の大きさになっていた。CNNは世界最大とする主張の真偽は確認していない。

政府系の「ナイル慈善病院」で2月14日に執刀され、担当医はトリムルティ・ナドカルニ医師だった。腫瘍は過去半年の間に急速に肥大して脳内も侵しているため、手術は生死がかかるきわどいものだったという。また、脳を圧迫して視神経に響き視力喪失につながっていた。

摘出成功の発表は患者の症状が安定するまで伏せられていた。患者はサントラル・パルさんで、北部ウッタルプラデシュ州の村落に住む布製品の行商人。

ナドカルニ医師によると、取り出した腫瘍はがん性のものなのかは判明していない。ただ、パルさんにはがんに特有な症状は一切現れていないという。順調に回復し歩き回れるほどになった。視力を取り戻せる確率は50%としている。

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