ロシアのプーチン大統領、体力の秘密は「鹿の血」にあり?
この農場では1000頭を超す鹿を飼育していて、3歳くらいになると角の切り落としが始まる。
アルタイ地方では多くの農場が鹿の角の血の入ったクリームや錠剤、アルコール飲料などを生産し、血の風呂に入浴できるサービスを提供している。
そうした製品の一部は、中国や韓国など、血液の健康効果を信じるアジアの国々にも輸出される。
ロシア人の有名アスリートも、オリンピックに出場した選手も含めて、鹿の角の血液療法を受けに農場を訪れるという。メドベージェフ首相も消費者の1人だと伝えられている。
鹿の角の血は成長産業だと農場経営者は主張、「アルタイ地方の人たちは長い間、角を利用してきた」「最初は限られた地域のみの習慣だったが、うわさが広がると角の利用法を探る研究が盛んになった」と話している。