ナイジェリア女子学生拉致 ボコ・ハラム、ほぼ全員を解放
ナイジェリア・ラゴス(CNN) 西アフリカ・ナイジェリアの閣僚は21日、イスラム過激派「ボコ・ハラム」によって拉致されていた女子学生110人のほぼ全員が解放され、故郷に戻ったと明らかにした。ボコ・ハラムによる拉致は2月19日、同国北東部ヨベ州ダプチの学校で発生していた。
解放された少女の人数は104人。その際に、少年1人も解放された。同閣僚によれば、少年も学校で拉致された。少年がそこで何をしていたのかは不明だという。
女子学生たちはその後、飛行機で首都アブジャに移動した。ブハリ大統領と面会する見通し。
女子学生の解放に際して身代金は支払われていないという。また、解放の条件もなかったという。
解放されていない残りの女子学生のうち5人は拘束中に死亡したなどと報じられているが、同閣僚はCNNに対し、確認できていないと述べ、さらなる情報を待っていると語った。