英仏、対シリアで米国に支持表明 軍事的緊張高まる
だが、7年にわたるシリアの内戦に対して国際社会が介入を深めれば、アサド政権の後ろ盾となってきたロシアと米国の対立が深まる恐れもある。
シリア国営テレビによると、アサド大統領は12日、首都ダマスカスでイラン高官と会談し、「いかなる行動であっても、地域の一層の不安定化を引き起こし、国際的な安全と平和を脅かす」と述べて、シリアに対する攻撃を強く牽制した。
ロシアは国連安全保障理事会の会合を13日に召集するよう要請。ロシア国連大使は12日、シリアに対する攻撃は国連憲章に違反するとの見解を示し、「米国と同盟国が、主権国家に対する軍事行動を自制することを望む」と語った。