ジンバブエ大統領の集会で爆発、閣僚ら負傷 暗殺未遂か
ブラワヨ(CNN) ジンバブエ南部ブラワヨで23日、ムナンガグワ大統領が集会を開いていたスタジアムで爆発があり、国営紙ヘラルドによると少なくとも8人が負傷した。
政府はムナンガグワ氏を狙った暗殺未遂とみて詳しく調べている。
同氏自身は無事だったが、副大統領1人が脚にけが、もう1人が顔に軽傷を負ったほか、環境相や与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU―PF)幹事長ら6人が負傷した。
国営ジンバブエ放送(ZBC)によると、同社の取材班メンバー3人も負傷し、市内の病院に運ばれた。
首都ハラレの米大使館は犯行を非難する声明を出した。
ジンバブエでは来月、ムガベ前大統領が昨年辞任に追い込まれてから初の大統領選が予定されている。
ムナンガグワ氏の対抗馬とされる野党・民主変革運動(MDC)のチャミサ議長も爆発を非難し、「我々の政治に暴力の介入を許してはならない」と訴えた。