英ウィリアム王子がヨルダンに到着 中東歴訪を開始
ヨルダン・アンマン(CNN) 英王室のウィリアム王子が24日、中東歴訪の最初の目的地、ヨルダンに到着した。5日間の予定で同国のほか、イスラエルやパレスチナ自治区を訪問する。
英王室のメンバーがイスラエル、パレスチナを公式訪問するのは初めて。4月に第3子を出産したキャサリン妃は同行せず、王子単独での歴訪だ。
ヨルダンの首都アンマンの空港ではアブドラ国王の長男、フセイン王子がウィリアム王子を出迎え、テクノロジーをテーマにした青少年対象のイベントに案内した。
ウィリアム王子は25日夜、建国70年を迎えたばかりのイスラエルへ移動。26日は朝からエルサレムの「ホロコースト記念館」を訪問し、ネタニヤフ首相、リブリン大統領と会談する。
27日にはパレスチナ自治区ヨルダン川西岸のラマラで、自治政府のアッバス議長と会談。28日はエルサレムで旧市街やオリーブ山、祖父フィリップ殿下の母アリス妃が埋葬されているマグダラのマリア教会を訪れる。
青少年との交流に重点を置き、ヨルダンでは若いシリア難民や学生との対話、イスラエルのテルアビブでは子どもたちとのサッカーも予定している。