行方不明の少年ら13人を発見、9日間の捜索を振り返る タイ
6月28日:強烈な雨が捜索活動の障害に
集中豪雨により捜索活動が5時間中断された。電源も一時的に通じなくなった。その後、捜索活動が再開される。熱探知カメラなどを備えたドローンが飛ばされた。強力なポンプも導入された。
6月29日:中国からも支援
中国の専門家6人が現地に到着した。割れ目を使って捜索隊が洞窟内に入っていった。主に排水のため、洞窟の何カ所かでドリルで穴をあける作業が行われた。
洞窟の入り口から出てくる兵士=6月29日
6月30日:オーストラリアからも支援が到着
オーストラリアも、洪水の洞窟で潜水作業をした経験を持つチームから6人の専門家を派遣した。
7月1日:捜索活動は続く
キャプション
タイ海軍の特殊部隊や6カ国からの専門家からなるチームが捜索活動を続けた。
7月2日:ついに発見
チェンライ県知事は、捜索隊が少年12人とコーチを発見したと発表した。
発見の情報を聞いて安堵の表情を見せる家族
しかし、救出作業はまだ終わっていない。
県知事は、洞窟内の水を全てくみ出す必要があると語り、まず看護師や医師を送り込んで少年たちの健康状態を確認できるよう、徹夜で作業を続けると述べた。