西日本豪雨で甚大な被害 死者50人超、863万人に避難勧告
(CNN) 西日本の広い範囲が記録的な大雨に見舞われ、7日深夜の時点で50人を超える死者が報告された。
朝日新聞のまとめによると、大雨による死者は京都、広島など8府県で少なくとも51人。行方不明者は58人、負傷者は37人に上っている。
避難指示・勧告を受けた住民は7日の時点で約863万人に達した。土砂崩れなどで倒壊、損傷した家屋は数百棟に及ぶ。
気象庁は6日から7日にかけ、西日本の広い範囲に最大限の警戒を求める「大雨特別警報」を出した。
気象庁によれば、西日本から東日本にかけての地域で8日も引き続き激しい雨が降る恐れがある。当局者らは、土砂崩れや水害に厳重な警戒を呼び掛けている。