アマゾン奥地に未接触の先住民、ドローンで初撮影

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National Indian Foundation/Funai

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(CNN) ブラジルの「国立先住民保護財団」は25日までに、同国のアマゾン地域の密林内で外部世界と接触せず生き続けてきたとみられる新たな先住民族の姿を小型無人飛行機(ドローン)で撮影することに成功したと報告した。

発見した場所は、ペルーとの国境近くにあるジャバリ川流域の切り開いた広い空き地。数人が歩いている姿をとらえ、1人は槍(やり)もしくは棒状のような物を持ち、4~5人はわらぶき製と見える構造物近くに立っていたという。

現場の密林上空を飛ぶドローンには気付いていない様子が見られた。この先住民の人数総数などは伝えられていない。

同財団はアマゾン地域の先住民保護活動などに当たっている。声明によると、新たな先住民族を発見したチームはボート、トラックやオートバイを使って180キロ以上奥地に入り込み、さらに徒歩で120キロ進んでいた。

同財団の調査によると、ジャバリ川流域には外部と接触している8つの先住民族がおり、11の先住民族が孤立した状態で存在している。

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