ブラジル大統領選の右派候補、選挙運動中に刺されて負傷
(CNN) ブラジルの大統領選挙に立候補している右派のジャイル・ボルソナロ候補が6日、ミナスジェライス州で選挙運動中、何者かに刃物で刺されて負傷した。息子がツイッターへの投稿で明らかにした。
息子のエドゥアルド氏は6日、「MG(ミナスジェライス州)のイベントでジャイル・ボルソナロが刺されましたが、危機は脱しました」とツイートした。エドゥアルド氏によると、ボルソナロ候補は腹部を刺されたという。
国営ブラジル通信は軍警察の話として、この事件に関連して1人が拘束されたと伝えている。
ボルソナロ候補が刺される瞬間を携帯電話のカメラで撮影したと思われる映像も複数出回った。映像には、ボルソナロ候補が腹部のあたりを大きな刃物で突き刺され、大勢の支持者に囲まれながら、その場にいた人の肩を借りて運ばれて行く様子が映っている。
ボルソナロ候補の広報はCNNスペイン語放送の取材に対し、この映像が6日の事件現場をとらえたものであることを確認した。
ブラジル通信は、ボルソナロ候補が支持者によって現場から連れ出され、病院へ運ばれたと伝えている。