ローマ法王の好感度が最低水準に、教会醜聞響く 米世論調査
同法王は就任後、偏見のない熱心な改革派との評価が早急に広がり、特に貧困層対策は称賛されてもいた。しかし、聖職者が絡む性的虐待問題が発覚すると共に批判が増加。最近ではカルロ・マリア・ビガノ大司教が前法王のベネディクト16世が少年らへの性的虐待で制裁していたセオドア・マカリック枢機卿への処分を解除したとして法王の非難に踏み切ってもいた。
フランシスコ法王は就任以降、ベネディクト16世より評価が高かったがピューの今回調査はその人気に陰りが出ていることを示唆する。
ベネディクト16世への好感度の最低水準は05年の67%だった。13年の退任時には74%に盛り返していた。