総領事館で消息絶ったサウジ人記者、トルコ大統領が捜査表明
報道によると、トルコ警察は周辺の防犯カメラの映像を調べたが、カショギ氏が領事館を出る姿は確認できなかったという。
サウジ総領事館は6日、カショギ氏が館内にいないことを証明するため、6階建ての建物の内部を記者団に公開した。ロイター通信によれば、領事館職員が各部屋を案内し、戸棚やキャビネットまで開けて見せたという。
カショギ氏はテロ組織の指導者だった故オサマ・ビンラディン容疑者のインタビューなどで知られるジャーナリストで、2017年にサウジを離れて渡米。ムハンマド皇太子を批判する寄稿文をワシントンポスト紙に寄せるようになり、今年1月からは記者として同紙に貢献していた。
5日の同紙は、カショギ氏のコラムが掲載されるはずだった欄を空白にしたまま発行された。
Powerful: @washingtonpost have printed a blank space where Jamal Khashoggi’s column should be, after his disappearance. We need answers now. #JamalKhashoggiDisappeared @UNESCO @pressfreedom pic.twitter.com/S5M86uzTDx
— Christiane Amanpour (@camanpour) 2018年10月5日