エチオピア機のデータ回収、昨年の事故と「類似点」 運輸相

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エチオピア航空機のフライトデータレコーダー/Ethiopian investigation team/Twitter/BEA_Aero

エチオピア航空機のフライトデータレコーダー/Ethiopian investigation team/Twitter/BEA_Aero

アディスアベバ(CNN) 今月10日のエチオピア航空機墜落事故で、同機の飛行情報などを記録したブラックボックスが回収された。モゲス運輸相は17日、このデータから昨年インドネシアで起きた墜落事故と類似する点が見つかったことを明らかにした。

モゲス氏は、ブラックボックスから墜落機に関連する全てのデータを回収した結果、インドネシアの事故との類似が判明したと述べた。ただし詳細には言及せず、引き続き調査を進めると表明した。

墜落機は米ボーイング社の737MAX8型機。離陸から6分後に墜落し、乗員・乗客157人が全員死亡した。インドネシアの事故ではライオン航空の同型機が離陸から13分後に墜落し、乗員・乗客189人が死亡した。

737MAX8型機の事故が続いたことから、各国で同型機の運航を停止する動きが広がっている。

ライオン航空の墜落機については、機体の空中姿勢を制御するためのセンサーの不具合で機首が自動的に下がり、パイロットが離陸直後から繰り返し修正を試みていたとの報告がある。

モゲス氏の発表を受け、ボーイングのミューレンバーグ社長兼CEO(最高経営責任者)は声明で、当局の捜査に引き続き協力する構えを示した。また、センサーの誤情報に対応するソフトウエアの更新作業は最終段階にあると述べた。

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