13人乗せた自家用機が墜落、山間部で残骸発見 メキシコ
(CNN) 乗客乗員13人を乗せて米国からメキシコへ向かっていた13人乗りの自家用機が行方不明になり、同国北部コアウイラ州の山間部に墜落しているのが見つかった。同州の安全対策当局が明らかにした。
コアウイラ州知事によると、同機は5日に米ラスベガスのマッカラン国際空港を出発して、メキシコ北東部のモンテレイに向かう途中で消息を絶った。
飛行計画によると、同機には乗客10人と乗員3人が搭乗していた。安否は現時点で分かっていない。
同機は米国との国境から約180キロ南西のコアウイラ州モンクローバ上空を通過後に連絡が途絶え、当局が上空から捜索した結果、同州オカンポの山間部に墜落している残骸を発見した。6日に捜査員らが現場へ向かっている。
航空情報サイト「FlightAware.com」によると、同機は高度3万7000フィート(約1万1000メートル)まで上昇した後、わずかに上昇と降下を繰り返し、高度が4万フィートを超えたところで追跡不能になった。
最後に所在が確認されたのは現地時間の午後7時40分ごろだった。
米連邦航空局は6日、同機の飛行に関する情報は入っていないとしている。
地元メディアによると、墜落したのはボンバルディアの「チャレンジャ-600」だった。