大規模デモで発砲 7人死亡、181人負傷 スーダン首都
スーダン・ハルツーム(CNN) スーダンの首都ハルツームで6月30日、数万人が参加する大規模なデモが行われ、少なくとも7人が死亡した。スーダンでは6月上旬に民主化を求めるデモに対して強制排除が行われたが、今回のデモは、これ以降で最大規模のものとみられる。
地元メディアによれば、保健省はデモの最中に181人が負傷したと明らかにした。保健省幹部によれば、けが人のうち27人が銃によって負傷した。
医師グループのCCSDによれば、重体に陥っている負傷者の多くは暫定軍事評議会の民兵の発砲によるものだという。暫定軍事評議会はバシル大統領失脚後、国のかじ取りを担っている。
地元メディアによれば、暫定軍事評議会の民兵組織RSFのメンバー3人も撃たれた。RSFの司令官はRSFのメンバーはデモ参加者から銃撃されたと主張している。