香港空港でデモ隊と警官隊が衝突、14日は平常運航か
警官隊は催涙ガスを何度も発射した後、最終的に空港から撤収した。一方、デモの参加者数百人はその後も空港内にとどまった。
香港空港では12日に続き、13日夜も全ての出発便が欠航となった。
現地のCNN取材班によると、14日朝には大半の便が平常通りの運航に戻っている。空港内はきれいに片付けられ、壁などの落書きは白いシーツや紙で覆われているという。
政府報道官は空港での暴力について「文明社会の一線を超えている」と述べ、責任者を裁くために警察が断固とした措置を取ると予告した。
トランプ米大統領は13日午後のツイートで香港のデモに言及し、米情報機関からの情報として「中国政府が香港との境界に部隊を送り込んでいる」と書き込んだ。
英国のラーブ外相もツイッター上で、香港空港での衝突に懸念を示し、暴力を非難。平和的解決に向けた「建設的な対話」を呼び掛けた。