訪日のNZ首相、到着直後に「日本」と「中国」を言い間違え
(CNN) ニュージーランドの国営放送「テレビ・ニュージーランド」は22日までに、同国のジャシンダ・アーダーン首相が日本に最近到着した際、訪問地を中国と勘違いする発言を示したと報じた。
アーダーン氏は首相として初めての公式訪問のため18日に日本到着。同放送によると、首相は日本に到着直後、記者団に「ニュージーランドと中国、ごめんなさい間違えた、日本との関係にとって非常にわくわくする機会」と述べた。
その後、言い間違いは時差ぼけが原因と説明。「ずっと続いていた旅がいま終わったばかりだった」と述べた。両国間の時差では日本が3時間遅い。ニュージーランドの主要都市オークランドから東京までの飛行時間は約11時間となっている。
ニュージーランドの最大の貿易相手国は中国。日本は4位となっている。
アーダーン首相の訪日日程は5日間。19日には安倍晋三首相と会談後、両国は共通の価値観と利益を共有する親密な友人と主張。「日本はニュージーランドにとって世界で最も重要なパートナー国の1つに一層なっている」とも強調した。
アーダーン首相の今回の訪日はラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会の開催に合わせた格好ともなっている。同首相は19日、オールブラックスの愛称で知られるニュージーランドのラグビー代表チームが日本でお世話になっていることに謝意を示した。