「巨大な手」のオブジェ、NZの首都ウェリントンにお目見え

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ウェリントンに設置された「巨大な手」のオブジェ/Elias Rodriguez/Mark Tantrum/City Gallery Wellington

ウェリントンに設置された「巨大な手」のオブジェ/Elias Rodriguez/Mark Tantrum/City Gallery Wellington

(CNN) ニュージーランド南島のクライストチャーチに3年前から展示されていた「巨大な手」のオブジェがこのほど、北島の首都ウェリントンに移設され、新たに物議を醸している。

オブジェは同国出身のアーティスト、ロニー・バン・ハウト氏の作品。2011年にクライストチャーチを襲った地震の後、同氏が「部分的な自画像」として、顔と手を融合させた造形を考案した。

タイトルの「Quasi」は「疑似的」という意味で、仏文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説「ノートルダム・ド・パリ」に登場する主人公カジモドの名前の一部でもある。

16年からクライストチャーチ美術館の屋上に設置されていたが、19日にウェリントンの市民広場を見下ろす市立美術館の屋上へ移された。美術館はツイートで「鳥か飛行機か、いやQuasiがやって来た」と紹介した。

同作品をめぐってはクライストチャーチでも賛否両論が巻き起こり、地元の美術評論家が撤去を主張する記事を書いたこともあった。

ウェリントンには3年間の予定で展示される。これに対し、ツイッター上では「見たこともないほど醜く不快な作品」などと批判する声も上がっている。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「ニュージーランド」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]