英女性議員ら、公開書簡でメーガン妃を応援
(CNN) ヘンリー英王子の妻メーガン妃が激しいメディア攻勢にさらされている問題で、英下院の女性議員72人が29日、連名でメーガン妃を応援する公開書簡を出した。
書簡を書いたのは、女性下院議員208人の3分の1以上を占める72人のグループ。一部の英紙がメーガン妃の人格や家族について報じる記事は「悪趣味で誤解を招く」内容が多く、正当な理由もなく中傷の言葉を投げ付けていると指摘する。
議員らはさらに、こうした記事の「時代遅れで植民地主義的な」論調は見過ごすことができないとして、懸念を表明。書簡の最後では、メディアにプライバシー尊重を求め、わけもなく女性を中傷しようとするのはやめてほしいと訴えている。
差出人の1人である最大野党・労働党のホリー・リンチ氏は同日午後、公開書簡をツイッターに投稿し、議員らが立場の違いを超えてメーガン妃との「連帯」に立ち上がったと書き込んだ。
ヘンリー王子とメーガン妃は最近、それぞれ英紙を相手取って訴訟を起こすなどメディアに抵抗する構えを示す一方、年末にかけて公務を一時休み、家族だけの時間を過ごしたいとの意向を示している。