ヘンリー王子とメーガン妃、年末に休暇を予定 米国行きも
ロンドン(CNN) 英王室のヘンリー王子とメーガン妃が年末にかけて公務を一時休み、英国内と米国で家族だけの時間を過ごすとの予定が明らかになった。王室関係者がCNNに確認した。
同関係者の話によると、休暇の期間は確定していないが、現在の公務が一段落する11月半ば以降になる見通し。
ヘンリー王子夫妻は最近、それぞれ英紙を相手取って訴訟を起こすなど、激しいメディア攻勢に抵抗する構えを示してきた。
英ITVテレビは20日、夫妻の南アフリカ訪問中に収録していたドキュメンタリー番組を放映した。事前に公開された予告映像の中で、メーガン妃は司会者から大丈夫ですかと問われて涙をこらえ、「聞いてくれてありがとう」と返答。舞台裏でつらさを実感していると明かしていた。
ヘンリー王子はこの番組で、今でもカメラのフラッシュを浴びるたびに、母の故ダイアナ元妃がメディアに追われた末、交通事故で亡くなったことを思い出すと話している。王子は当時12歳だったが、それから22年たった今も傷はいえていないという。
夫妻はアフリカへの移住を検討していると報じられたこともある。ヘンリー王子は予告映像でこの案について、訪問先の南アは素晴らしい場所だったものの移住が実現する可能性は低いと述べた。