イタリア北部に移動制限、全イベント中止 新型コロナ対策
バチカン市では6日に新型コロナウイルスの初の症例が確認された。フランシスコ教皇に陽性反応が出たという情報も流れたが、ローマ教皇庁は、教皇は風邪をひいたにすぎないとして、この情報を否定した。
イタリア北部のボローニャ、トリノ、ベネチアなど多くの都市では、教会が「灰の水曜日」の礼拝を中止し、インターネットや地元のテレビ局などを通じたミサに切り替えている。
移動制限の対象となったロンバルディア州で隔離状態にある男性は、それでも意気消沈した様子を見せなかった。男性はビデオ電話経由でCNNなどの取材に答え、カップルが家にこもるので子どもが増えるかもしれないと話している。