インド各地で一斉にろうそくやランプ点灯、「連帯」示す
(CNN) インド各地で5日夜、民家のバルコニーや玄関にろうそくやランプがともされた。新型コロナウイルスとの闘いで連帯を訴えたモディ首相の提案に、有名人も含めて多くの市民が賛同した。
ろうそくの火は午後9時から9分間、一斉にともされた。懐中電灯や携帯電話のライトで参加する人もいた。
モディ氏は3日の演説で、だれもが独りぼっちで闘っているのではないと気付くことが重要だと強調。「バーラト・マーター(母なるインド)の精神で、ともにウイルスの暗雲をはらいのけ、希望の光を差し込ませよう」と訴えた。
ソーシャルメディアに投稿された写真には、コビンド大統領夫妻が官邸でろうそくを掲げ、モディ氏自身も自宅でランプに火をつけた様子が写っている。
新型コロナウイルスの感染拡大抑止に向けて取り組んでいる医療従事者らへの連帯を示すために、各地でろうそくなどがともされた/Biplov Bhuyan/Hindustan Times/Getty Images
クリケット選手のビラット・コーリさん、映画スターのランビール・シンさんやディーピカー・パードゥコーンさんらも参加し、それぞれ写真をソーシャルメディアに投稿した。