コロナ新規感染者、ブラジルで1日に1万人超 中南米で急増
一方で、政府の対応を批判する声も強まっている。マナウスのアルトゥール・ビルジリオ・ネット市長は24日のCNNのインタビューの中で、大勢の死者が出ている事態は大統領にも「共同責任」があると述べ、辞任を要求した。
アマゾン熱帯雨林地帯への玄関口として知られるマナウス(人口200万人)は、新型コロナウイルスの打撃が特に大きい。症例数は1万3000人以上、死者は1182人に上り、23日だけでも51人が埋葬された。
感染爆発が起きているブラジルを中心に、中南米の各国では新規の症例数が増えつつある。ペルー、チリ、メキシコでもこの1週間で新規の症例数が急増している。