ドイツ西部で再びロックダウン、新型コロナの集団感染受け

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感染が確認された工場の労働者のアパートがフェンスで包囲された=ドイツ・ノルトライン・ウェストファーレン州/Sean Gallup/Getty Images

感染が確認された工場の労働者のアパートがフェンスで包囲された=ドイツ・ノルトライン・ウェストファーレン州/Sean Gallup/Getty Images

(CNN) ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州は23日、州内にある食肉処理場で新型コロナウイルスの集団感染が発生したことを受けて、処理場のある地域で新たにロックダウン(都市封鎖)の措置を取ると明らかにした。

州首相は処理場のあるギュータースロー郡で7日間のロックダウンを実施する。同郡の人口は36万人超。新たなロックダウンは先に全国規模で実施していたものと似たようなものとなる。

集団での会合は禁止されるほか、学校や託児所、博物館、レストラン、スポーツジム、その他の公共の場は閉鎖されるか、一度に利用できる人数が厳しく制限される。

家族以外の人との会合は2人に制限される。店舗は営業を続けるが、厳しい衛生措置が導入される。

州首相によれば、処理場の従業員1553人の陽性が確認されている。処理場は先週、閉鎖された。地元従業員7000人や家族には新型コロナウイルス検査で陽性と出なくても規制措置が指示された。

これまでのところ集団感染は処理場に限られているものの、保健当局者によれば、過去数日間で感染した人とどれくらいの人数が接触したのかは不明だという。

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