空軍輸送機が墜落、25人死亡 ウクライナ東部
(CNN) ウクライナ東部チュグエフで25日夜、同国空軍のアントノフ26輸送機が墜落し、検察当局によると25人が死亡した。
生存者2人は医療機関に搬送され重体だという。
検察によれば、アントノフ26は着陸態勢に入ったところで墜落。ウクライナ救急当局によると、搭乗していた27人は、乗組員および付近にある空軍大学の士官候補生だった。
スイスのジュネーブに拠点を置く航空事故関連のアーカイブによると、アントノフ26が絡む墜落事故は2017年以降、少なくとも10件発生している。18年には、シリア北西部のフメイミム空軍基地に着陸しようした機体が墜落し、39人が死亡した。
アントノフ26は双発エンジンのターボプロップ機で、1969年から86年にかけてウクライナの首都キエフで製造された。ウクライナは当時、旧ソ連の構成国だった。