ボコ・ハラムがクリスマスイブに村襲撃、7人死亡 ナイジェリア

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ナイジェリア北東部で、キリスト教徒が多数派を占める村がボコ・ハラムに襲撃された/Google

ナイジェリア北東部で、キリスト教徒が多数派を占める村がボコ・ハラムに襲撃された/Google

ナイジェリア・アブジャ(CNN) ナイジェリア北東部ボルノ州でクリスマスイブの24日、キリスト教徒が多数派の村がイスラム過激派「ボコ・ハラム」によって襲撃され、地元当局者によると、少なくとも7人が死亡した。

現場は同州のぺミ村。地元自治体の当局者は25日、CNNに対し、ボコ・ハラムは7人の殺害に及んだほか、牧師を含む7人を拉致したと説明した。

さらに教会や医療施設、複数の民家が焼き打ちに遭ったという。

ペミ村は同州チボクから約20キロに位置する。チボクでは6年前、ボコ・ハラムが女子生徒200人以上を拉致する事件が起きた。

ナイジェリアでは今月11日、北西部カツィナ州で男子生徒300人以上が拉致される事件も発生し、ボコ・ハラムの派閥指導者アブバカル・シェカウ容疑者を名乗る男が関与を主張していた。ただ、州知事はこの主張に反論し、「地元の盗賊」による犯行との見方を示している。

首都アブジャに住むチボク関係者によると、24日に地元住民から電話があり、銃で武装した集団が村で発砲して、複数の家屋やキリスト教会を焼き打ちにしたと伝えられた。

目撃証言によると、村では当時、キリスト教の国際青年組織がクリスマスを祝うパレードを開催していたという。

アブジャ在住のチボク出身者でつくる組織の会長はCNNに、ペミ村はキリスト教徒が多数派であることを理由に標的にされたとの見方を示した。

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