英女王夫のフィリップ殿下、体調崩し入院
ロンドン(CNN) 英王室は17日、英エリザベス女王の夫、フィリップ殿下(99)が体調を崩し、ロンドン市内の病院に入院したと発表した。
王室の発表によると、フィリップ殿下は16日夕に入院した。関係者はCNNの取材に対し、緊急入院ではなかったと話している。殿下は車で病院を訪れ、助けを借りずに歩いて病院に入ったという。体調不良は新型コロナウイルス関連ではないとしている。
エリザベス女王はロンドン西部のウィンザー城にとどまっているという。
発表によれば、フィリップ殿下は体調不良を訴えたため、主治医の助言で予防的措置として入院した。経過観察と休息のため、数日間入院する見通し。
フィリップ殿下は2017年、高齢を理由に公務を引退した。ここ数年は何度か入退院を繰り返しており、2019年12月には持病の治療のために入院した。
エリザベス女王とフィリップ殿下は2020年春の新型コロナウイルス流行第1波を受けて、バッキンガム宮殿からウィンザー城に移り、昨年はほとんど同城で過ごしていた。今年1月にはワクチンの1回目の接種を受けている。