イースター期間中の規制、1日で撤回 独首相が「私の失敗」

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声明を発表するドイツのメルケル首相=24日、ドイツ・ベルリンの首相府/Stefanie Loos/Pool/AFP/Getty Images

声明を発表するドイツのメルケル首相=24日、ドイツ・ベルリンの首相府/Stefanie Loos/Pool/AFP/Getty Images

(CNN) ドイツのメルケル首相は24日、イースター(キリスト教の復活祭)休暇に合わせて導入を計画した規制案について撤回した。規制をめぐって混乱が起きたことについて謝罪し、「ひとえに私の失敗だった」と述べた。

メルケル氏は、前日に発表した4月1日から5日まで5日間のロックダウン(都市封鎖)の計画で批判を受け、4月1日と4月3日を「休日」とする提案を撤回した。

変更によりこの2日については閉店を強制されることはなくなるが、接触や集会に関する規制は維持される。店舗は通常、祝日となる聖金曜日やイースターにあたる日曜日、イースターの次の日の月曜日は休みとなる。

メルケル氏は、当初の5日間のロックダウンについて、感染を抑止し新型コロナウイルスの第3波を逆転させる必要があるとの意図から策定したものだったと説明したが、実行するには十分な時間がとれなかったとも語った。

ドイツは新型コロナウイルスの感染急増と闘っている。ドイツの国立感染症研究機関「ロベルト・コッホ研究所(RKI)」によれば、24日の新規感染者数は1万5813人と前週比で2378人増加した。

RKIによれば、24日には新型コロナウイルスによる死者は7万5000人を超えた。

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