英女王の心に「大きな穴」、フィリップ殿下死去受け 王子語る
ロンドン(CNN) 英国のエリザベス女王は夫のフィリップ殿下が亡くなって、心に「大きな穴」が空いたような心境だと話していることを、次男のアンドルー王子が明かした。
アンドルー王子は11日、ロンドン郊外ウィンザーのロイヤルロッジで礼拝に参加した後、母のエリザベス女王について「きっとだれよりも悲しんでいる」と話し、その支えになりたいと述べた。
父フィリップ殿下については「とても穏やかな人」「いつでも相談できる相手だった」と振り返り、「国民の祖父」を亡くしたような喪失感だと語った。
フィリップ殿下死去を受けロンドンのタワーブリッジ近くで弔砲が放たれた/Chris Jackson/Getty Images
アンドルー王子は、性犯罪歴のある米富豪との親交が明るみに出て、公務から身を引いている。
フィリップ殿下は9日に99歳で死去した。米国では存命の歴代大統領全員が弔意を表すなど、世界各国からメッセージが寄せられている。