カイロ北郊で列車脱線 11人死亡、98人負傷
カイロ(CNN) エジプトの首都カイロ北郊の町トゥーク付近で18日、列車が脱線し、同国保健省によると少なくとも11人が死亡、98人が負傷した。
列車はカイロから北部マンスーラへ向かっていた。エジプト鉄道当局の発表によると、同日午後2時前にトゥークの駅付近で4車両が脱線した。当局が原因を調べている。
現場には救急車50台以上が出動した。保健省の報道官は地元テレビ局に、負傷者の大半は軽度から中度のけがで、重体の患者は数人だと語った。
脱線して損傷した客車の中を調べる人々/Sayed Hassan/dpa/picture alliance/Getty Images
SNSに投稿された動画には、横転した車両周辺の線路沿いに倒れた人々の姿が映っている。
エジプトで起きた大規模な鉄道事故は、ここ1カ月足らずで3件目。中部ソハグ県では先月、列車同士が衝突して少なくとも32人が死亡、165人が負傷していた。