高級ホテル付近で車爆弾が爆発、4人死亡 中国大使滞在か パキスタン
パキスタン・クエッタ(CNN) パキスタン南西部クエッタにある高級ホテル付近で車爆弾が爆発し、地元当局によると、4人が死亡、12人が負傷した。ホテルに中国大使が滞在していたとの情報がある。
クエッタはアフガニスタン国境に近いバルチスタン州の州都。同州ではパキスタンからの独立を求める分離派が、国によって州内の鉱物資源が独占、搾取されているとして、数十年間にわたって反乱を起こしている。
爆発は現地時間の21日夜遅くに「セレナホテル」付近で発生。現場の救助当局者はCNNの取材に、救助や治安関係の要員が調査を進めていると明らかにした。
セレナホテルはクエッタで最も安全なホテルと見られており、国際開発チームや外交官が滞在先として選ぶことが多い。
現地からの映像や画像には、ホテルの駐車場で複数の車両が火に包まれ、厚い煙が立ち上る様子が捉えられている。