ガザで65人、イスラエルで7人死亡 国連が「全面戦争」に警鐘
イスラエル国防軍(IDF)によると、12日にはガザ地区からパレスチナの戦闘員が対戦車ミサイルを発射し、イスラエル兵1人が死亡、2人が負傷した。
一方、防空壕が少なく防空システムの存在しないガザ地区では、イスラエルの空爆によって複数の建物やアパートが損壊し、高層ビルが破壊される場面もあった。IDFによると、このビルはハマスが軍事情報や兵器研究の拠点として使っていたという。
ガザ地区保健当局の報道官は、イスラエルの空爆が続きガザの人々は「パニック状態」に陥っていると述べた。
イスラエル軍は、攻撃遂行時には民間人の犠牲者を最小限に抑えるため手を尽くしているとしている。
イスラエルの都市ロード付近のダマシュ村でアラブ系親子の葬儀に出席する人々=12日/Heidi Levine/AP