ハイチ地震の被災者120万人、暴風雨直撃で一層の窮状に ユニセフ
17日には各国が支援強化を発表した。米国防総省は、合同作業部会を設置して米国際開発局(USAID)の災害救援活動を支援すると表明。国連は800万ドル(約8億7600万円)、欧州連合(EU)は350万ドル(約3億8300万円)を、それぞれハイチ支援に割り当てた。
ユニセフのブルーノ・マース・ハイチ代表は、地震の被災地を襲う強風や豪雨を目の当たりにしたと述べ、「地震のために何もかも失った数えきれないほどの家族が、洪水によって文字通り足が水に浸かった状態で暮らしている」と訴えた。
ユニセフは支援団体と連携して防水シートや仮設トイレ、水タンク、衛生用品などを配っているという。
CNN気象専門家によると、ハイチ西部は雷雨が続き、地震の被災地では17日午後から夕刻まで雨が降り続くことが予想される。