キューバ、2歳児以上へのワクチン接種を開始 幼児対象は世界初

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新型コロナワクチンを接種する子ども=8月24日、キューバ・ハバナ/Ramon Espinosa/AP

新型コロナワクチンを接種する子ども=8月24日、キューバ・ハバナ/Ramon Espinosa/AP

ハバナ(CNN) キューバ政府が、2歳以上の子どもへの新型コロナウイルスワクチンの接種を開始したと、国営メディアが報じた。

諸外国が子どもへの接種を最終的には実施する意向を示す中、子どもたちを学校へと戻すべく、幼児を対象にワクチンの接種を開始したのは、キューバが初めてとみられている。

同国では新型コロナウイルス感染症の流行の最中、ほとんどの場合、対面授業は中断されたままとなっている。子どもたちは登校する代わりに、毎日数時間、テレビで教育番組を視聴。共産党政権が統治する同国では、インターネット環境が整備されている家庭は今もまれだという。

同国はこれまで、ワクチンの入手を諸外国に頼るよりも、国産ワクチンの開発を重視してきた。

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