広州市に5000室の入国者隔離施設、「ゼロコロナ」厳格化の中国
中国でこうした施設が開設されるのは初めてだが、中国政府が一切の感染を容認しないゼロコロナ戦略を厳格化する中で、今後はこうした施設が多数建設される可能性があると専門家は予想する。
広州市から車で1時間ほどの製造業の中心市、東莞市でも2000室の国際健康ステーション建設が進む。南部のIT集積地、深セン市もそうした施設を計画している。
「これは単なる一時しのぎの対策ではない。(中国指導部は)このパンデミック(世界的大流行)が収束するまでにはまだ時間がかかると考え、厳格な国境管理を継続するだろう」。米外交問題評議会のシニアフェロー、ヤンゾン・ファン氏はそう指摘している。